NH-1Sについて解説いたします。このモデルは業界初のアイディアを盛り込んだ画期的なラインカーです。

NH-1S は、今までの常識を破る業界初の画期的なアイディアを盛り込んだユーザーにそして環境に優しいラインカーです。是非このHPをよくご覧になって、ラインカー NH-1S の特徴を最大限に活かしてご利用ください。

 

 

各部の名称

NH-1Sの各部の名称です。

NH-1Sが、今までのラインカーと大きく違うのは、本体の形状を見て頂ければお分かりになるように粉を貯めておく大きな容器部分(容器部分は袋を保持する為の物)がないことと、上に伸びた背板が粉入れの際重要な役割を果たします。そして線幅調整機構は従来のラインカーと全く異なった「平板スライド方式」という構造をしております。詳しくは後の項で解説致します。

製品写真

NH-1S の正面写真

従来のラインカーのような「粉を貯めておく大きな容器部分」がありません。この部分は単に袋を保持して置くための物です。

 ※袋を開封して本体に差し込む事で、袋の開封部分からブラシ部に粉が装填されますが、残りの粉は袋の

  中に留まります。そのため残った粉は空気に触れないため湿気対策上も有効です。

 ※この粉入れ方法は「ダイレクト装填方式」と称し実用新案を取っております。他社の方式は全て一旦袋

  か粉を他の容器にあけ、再度スコップなどで本体の中に粉入れを行います。

NH-1S 横面

前輪と後輪の幅は従来の4輪のラインカーと比べると非常に狭くなっています。  

倉庫に収納時、床スペースを余り取りませんから倉庫が広く使えます。また後輪を持ち上げ前輪のみを使う事で2輪の様な使い方が出来るのでサッカー等のコーナーアークを引く際は便利です。

 

取手と地面との角度は約80度、垂直に近い角度になっています。これは使い方の項で説明しますが、入れた粉の袋からスムーズに粉がNH-1Sの中に落ちるようにする為です。

 

 

 

 

 

NH-1Sを斜め上から見た写真です。今までのラインカーとは全く違った形状をしていることがよく分かります。このラインカーは粉をライン引きの中に入れてから使うのでなく、粉袋のまま使う構造です。言ってみればNH-1Sは、粉袋を保持するための構造になっています。

 

 

 

 

NH-1Sを後ろから見た写真です。従来のラインカーと違い取っ手部分の構造をしっかり作ってあります。これは粉を入れる際NH-1Sを地面に寝かせて入れるという、今までの常識を破る方法で粉を入れるからです。その際取っ手部分には相当の重量が掛かりますからしっかりした構造になっています。

 

 

 

NH-1Sを地面に倒した写真です。

通常のラインカーではこの様に地面に倒すような使い方は絶対にしませんが、NH-1Sの使い方の第一歩がこのように倒して使う使い方になります。

細かい説明は次の項で。

 

 

NH-1Sは蓋がありません。

 一般的なラインカーにみられる蓋がNH-1Sではありません。

 NH-1Sでは袋をそのままの状態で使います。一般的なラインカーでは当然袋のまま使うということ 

   はありませんが、NH-1Sでは袋はそのままの状態で使います。

 

 NH-1Sの元々の発想は「袋も 一つの容器である。であれば容器に入っている粉を、一旦他の容器

   あけ、再度ラインカーの中に 入れるのは無駄である」という考え方に基づいているからです。

 つまりNH-1Sは、単に「粉袋という容器を支える物」という発想で作られていますので、袋はそのま

   ま入れた状態で使います。そうすることによって、袋があたかも蓋の役目も兼ねるということ になり

   ます。

 

 もし万が一ラインカーの最中に雨が降ってくるようなことがあったら、袋の上の部分を押しつぶし

  (袋の上の部分は粉は無くなっているので容易につぶせる)、本体と袋の隙間を埋めれば立派な

    の役目をます。

 

粉出し部を下から見ると

NH-1Sの粉だし口を下から見た写真です。従来のラインカーと違い「平板スライド方式」という全く新しい「粉だし機構」を使っています。これは今までのラインカーで見られる「曲面スライド方式」と違い3枚の板で構成された平板を引き出し、平板をそれぞれ組み合わせて希望する線幅を得る、という方式です。 

 

 

 

 

 

平板スライド方式は

 

 ・正確な幅の線が引ける。

 ・陸上・テニスは5cm。野球は7.6cm。サッカーは12cm。 公式戦の線幅で引けます。

 ・その他2,6cm、4.4cm、9.4cm(Jr.サッカー)、合計6通りの幅の線が引けます。

 

・線の濃淡調整が自由にできる。

 ・平板の引出し量を加減することで、授業時や練習時は薄く引くなどして粉の使用を抑えるECO使用も可

  能です。

 ・この機能は全ての線幅で可能ですから、授業時や練習時では正規の線幅でなく「狭い線幅・引き出し量

  を少なく」して引く事で、ダブルのエコ効果が得られ、学校の省資源に貢献できます。

 

・あらゆるラインパウダーに対応可能。

 ・濃淡調整機構を利用することであらゆるラインパウダーに対応できます。

 

・メジャーに合わせインフィールド側とアウトオブフィールド側をしっかり区別してラインが引ける。

 ・通常のラインカーは、ラインカーのセンターを水糸(メジャー)をに合わせて引きますが、NH-1Sは

  スライドした板の端(つまり白線の端)を水糸に合わせることで、水糸に対して白線がIN/OUT側か

  を正確に引くことができます。

 ・この引き方はプロの方のグランド引きでは当たり前の引き方ですが、 通常は全く知られておらず、正

  しく引かれている例もほとんど見ません。

 ・グランド競技における白線引きのベースは、競技ルールに記載されていますが、一般的には全く知られ

  ておりません。例をあげますと野球やサッカー等ではルールブックに記載されているグランド(コー

  ト)の寸法は「外寸法」と言う表記方法で記載されています。これは白線を含めてコートと言う考え

  方。一方ラグビー等は「内寸法」という表記方法で記載されています。

  これらを簡単に(乱暴な言い方)言うと「白線上はセーフーかアウトか」の違いになります。

 ・本来白線はこの様な引き方が求めれていますが、従来のラインカーではこの様に引ける機能が備わって

  いないため、でたらめな引き方が一般的になっています。

    ※筆者の経験では野球では少年野球を含めほぼ正確に引かれていますが、サッカーではいい加減に

     引かれているようです。白線を超えたかどうかなどの判定を巡って議論される時代、白線は正確

     に引きたいものです。

 

 

・耐久性が高い。

 ・平板は全て厚さ2mmのステンレスの板を使っていますので耐久性は抜群です。

 

などの特徴を持っています。

粉出し部を上から見ると

 

線幅調整機構を上から見た写真です。この状態の時は「粉だし停止」状態です。3枚の板幅は、上から見て左端の板幅が2,6cm 。真ん中の板幅は5cm。一番右端が4,4cm幅の板になります。それぞれ単独では上記幅の白線が引け、左端と真ん中の板を組み合わせる事で7,6cm幅が得られ

真ん中と右端で9,4cm幅。全て使うと12cm幅になります。

 

例として5cmの陸上・テニスの幅で線を引く時の写真です。板は3枚に分割されていて陸上・テニスの場合は、真ん中の板を、野球の場合は一番左側と真ん中の板の2枚の組み合わせで、サッカーの場合は3枚の板を全て引き出します。

(少年サッカーの場合は、真ん中と右端の2枚の板を引き出すことで対応)

野球の場合は、左側と真ん中の板、合計2枚の板を引きます。

サッカーの場合の上から見た写真です。3枚の板全てが引き出されています。

真ん中と右端の板2枚を引くと9,4cmになりますので少年サッカーや通常練習時はこの線幅。 

 

 

 

特徴・仕様

このようにNH-1Sは、従来のラインカーと全く違った発想で作られています。

 

特徴

・粉を他の容器などに開けること無く袋のまま使います。

・極めて短時間に、粉を舞い散らすこと無く、簡単に入れることが出来ます。

・20kgの重い袋を上に持ちあげること無く地面に近い位置で粉入れ作業が楽にできます。

・倉庫内での作業ではなく、外での粉入れ作業ですから粉を吸い込む危険も少なく健康的です。

・線幅調整機構は「平板スライド方式」ですので、長期にわたり安定した動作です。

・線幅は、陸上・テニス(5cm幅)、野球(7.6cm幅)、サッカー(12cm幅)3種類の公式  

 線幅の他に、更に種類の線幅、合計6通りの線幅が引けます。

・白線の濃淡調整も簡単に出来ます。粉の経済的な使い方が可能です。(ECO)

・市販されているあらゆる種類のラインパウダーに対応可能です。

・全体の重心が前輪に近い位置にあるので4輪のラインカーで苦手な小さな円弧も楽に引けます。

・必需品であった粉入れ容器やスコップのような道具は全く必要としません。倉庫内が綺麗に片付き

 ます。

・4輪のラインカーでありながら床スペースは小さく、倉庫内の収納に場所を取りません。

 

仕様   

・寸法(組み立て時の概略寸法): 幅32×奥行き40×高さ80cm

・重量 : 9.2kg

・材質 : 本体:鋼板  ハンドル部:鋼管クロームメッキ加工 グリップ付き

        車輪:径180mm EVA発泡 ポリプロピレン

        回転ブラシ:ナイロン製

・概算距離 : 5cm幅で~1500m(参考) 但し粉の種類や線の濃淡で大幅に変わります。

・使用ラインパウダー : タンカル、卵の殻・石膏ボード再利用の粉等各種。

・日本製

               注記:細かい仕様は改良のため予告なく変更することがあります。

                  本体カラーも改良のため予告なく変更することがあります。 

 

 

 

NH-104

 

製品仕様 (寸法は組み立て時の概寸)

 ・寸法:幅 30cm 奥行き 37cm 高さ 86cm    重量 6、4kg

  ・材質 本体:鋼板  取手:鋼板  塩ビパイプ

  ・線幅調整部:ステンレス板2枚構成   マグネット固定方式

  ・対応競技:3通りの線幅調整  陸上、野球・Jr.サッカー、サッカー

  ・車輪:前輪 130mm径 幅 25mm  EVA発泡

       後輪 203mm径 タイヤ幅40mm EVA発泡 

  ・粉出しブラシ機構部:ナイロンブラシ

  ・粉容量:最大12kg    概算距離 5cm幅で~500m(目安です) 

                   *線が引ける距離は、線幅、線の濃淡、粉の種類 グランド状態等によって

                       大幅に異なります。

 ■日本製

 

 

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