何十年来変わっていないラインカー(ライン引き)の構造、そして狭い石灰庫の中での粉入れ作業・・・・その為知らず知らずのうちにラインパウダーを吸い込んでいます。大変危険な作業を無意識に行っている
のです。
しかし今まで誰もこれを問題にしていませんでした。
危険な粉入れ作業! その原因は、今までのラインカーの構造にあります。
この左側の図は誰もがご存知の、そして今でも当たり前の様に
行っている粉入れ方法です。
通常皆さんが行ってる方法、それは一旦ポリ容器や石灰プールに粉を入れ、改めてスコップや柄杓等でラインカーの中に粉を入れる。この粉入れ方法は時間も掛かり、それ以上に問題なのが「狭い石灰庫の中での作業」であることです。
ポリ容器のようなものであれば一時的にでも外へ容器を出して作業ができますが、石灰庫の中での作業では、知らず知らずのうちに大量に舞い散るパウダーを吸い込んでいます。
これはラインパウダーを扱う先生や子供たちにとって決して見逃すことの出来ない危険な行為です。
この危険を回避するには、ラインカーを外に出し直接その中に袋を持ち上げて粉を入れてしまう方法が一番簡単ですが、この方法では20kgの袋を上に持ち上げる力が必要ですし、時間は掛かりませんが周辺に粉が舞い散りこぼれる危険性もあります。
専用の「粉入れ機」を使う場合も同様、この中に粉を入れるのに大変な作業が伴います。
そこで登場したのが NH-1S そして新たに NH-104PRO を新発売。
両機種とも基本コンセプトは全く同じです。
粉入れは両機種とも袋のまま使う「ダイレクト装填方式」を採用。勿論従来の粉入れも方法も可能です。
NH-1SとNH-104の違いは、同じ4輪ですがNH-104は業界初のコンパクト4輪という位置づけで、2輪の大きさで4輪の機能も併せ持っていますが粉容量は12kgまでの小容量。
また粉入れを簡単にするダイレクト装填(後述)を可能にするためライン材メーカーと共同で扱いの簡単なアサヒフィールドライン10kgのカートリッジタイプのライン材も同時開発・発売。
ライン引きの粉入れを劇的に簡単にしました。
・粉は袋のまま使う新しい発想のライン引き。粉入れはわずか数秒で完了。
・非力な女性の方や小学生でも粉入れは簡単にできます。(但し20kgの場合は高学年以上かな?)
・粉を吸い込む危険は全くありません。
・あらゆる競技に使える「線幅調整機構」、誰でも簡単に白線幅の調整が可能です。
・粉の経済的なECO使用の「白線の濃淡調整」が簡単に出来ます。
・4輪でありながら2輪の使い方も可能(NH-104)小さな円弧も簡単に引けます。
・環境面に配慮した新しいラインパウダーも使えます。
・粉入れ容器やスコップ・柄杓の類は全く必要としません。
では、どのようにしたら20kgの粉を小学生でも無理なく瞬時にライン引きに装填できるのか!?
特別な道具?は全く使いません。粉の袋とラインカーだけで実現できます。
ライン引きとしての機能は当たり前、是非これからは健康面や環境の安全面も考慮してライン引きを選んで下さい。
その訳は? 詳しくは次の項に解説しています。
ラインカー NH-1S とは
NH-1Sは、従来の概念を破る新発想のグランドに白線を引くラインカーです。
ラインカーには今まで2輪の物が圧倒的に数多く使われて来ましたが、サッカーや
ラグビー、野球競技,、陸上競技のような大きなグランドで真っ直ぐな直線を引く
場合は、2輪では正確な直線を引く事はできません。
その為、最近では4輪のライン引きが主役になりつつあります。
従来2輪のライン引きしか導入してなかった小学校でも、最近は入れ替え時、4輪の
ラインカーを導入する例が増えております。
ただ従来のラインカー(4輪のものだけでなく2輪も含めて)には大きな欠点があり
ました。それは
・粉入れに時間が掛かり、粉入れ時 粉が舞い散り 吸い込んで危険! 不健康。
・競技ごとの線幅調整が簡単にできない。
・線幅調整機構の耐久性に問題有り。
・白線の濃淡調整ができない。(ECO使用) ※他社にエコ専用機はあります。
・ECOの時代を反映して続々登場する新しいラインパウダーに対応できない。
NH-1S は従来の発想のラインカーの概念を打ち破り
■標準的な20kgのパウダー袋をそのまま使い、わずか数秒で粉の装填が可能です。
そして粉入れ時に粉が舞い散ることもありませんから極めて健康的です。
■線幅調整が極めて簡単にできる。(陸上・テニス、野球、サッカー 等々)
■白線の濃淡調整も簡単にできる。(練習時など粉の使用量を減らすECO使用)
■あらゆる種類のラインパウダーに対応出来る。
等の特徴を持っております。
NH-1S の基本アイディアは、2006年度「さいたま市ビジネス大賞」で優秀賞を受賞しております。
ご存知のようにさいたま市は、浦和レッズと大宮アルディージャの J1 2チームを持っているサッカーが非常に盛んな街です。そんなサッカーの街さいたま市から生まれた新しいラインカーNH-1Sは、サッカーに限らず、あらゆるグランド競技のライン引きの労力を大幅に軽減させることが出来、なおかつECOにも貢献する全く新しい発想の健康面も考慮したラインカーです。
NH-104PROは
新発売のNH-104PROは、NH-1Sのコンセプトそのままに新たに2輪の機能を付け加えたコンパクト4輪という位置づけの業界初の小型4輪のラインカーです。
■粉容量は最大12kgまで。その為専用のアサヒフィールドラインカートリッジ10kgも発売。
アサヒフィールドラインカートリッジ10kgを使う事で「ダイレクト装填方式」が可能です。
■線幅調整機構はよりシンプルに。どなたでも簡単に 陸上・野球(Jr.サッカー)・サッカーと
3通りの線幅調整が出来ます。
■粉の排出量の調整をより簡単出来る様に新たな構造に改良。粉の排出は無段階調整できます。
■4輪の使い方は勿論、2輪の特徴である「引き引き」も出来、正確な径の円弧も簡単に引く事が出来
ます。